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コラム

2025.11.11

パソコン用SSDとUSBメモリの違いと寿命の話 USBメモリは「保存」よりも「一時的な持ち運び」に、 SSDは「安心して長く使うためのメインストレージ」に

 

最近は「SSD」や「USBメモリ」など、どちらも“フラッシュメモリ”を使った記録媒体が当たり前になりました。
見た目は違っても、どちらもデータを電気的に記録する仕組みなので「中身は同じ?」と思う方も多いかもしれません。
しかし、構造・用途・寿命の点で大きな違いがあります。

 

パソコン内部の主記憶装置として使われるSSDは、高速コントローラーやウェアレベリング機能を備え、長時間・大量書き込みにも耐えるよう設計されています。
対してUSBメモリ(フラッシュメモリ)は、持ち運びや一時的なファイル保存用に価格重視で設計されており、コントローラー機能や耐久設計は簡素です。

目安としては以下のように言われています

 

SSD(MLC/TLC):書き込み3,000~5,000回 寿命:5~10年
USBメモリ(TLC/QLC):100~1,000回程度 寿命:1~3年程度


したがって、頻繁な書き換えや長期運用にはSSDの方が適しており、USBメモリは「短期間・軽用途」のデータ移動用と考えるほうが安全です。